恵那峡遊覧船は「安全第一、営業成績の向上、明るい職場を提供するとともに、広く社会貢献する」
との行動指針に基づき、安全方針並びに安全重点施策を以下の通り策定しています。
1.安全方針
- 「常に安全を最優先する」事を徹底します。
- 安全に関する法令と社内規定をしっかり守ります。
- 安全管理を徹底し、安全を守る風土づくりに努めます。
2.安全重点施策
- 航行中の機関トラブル(故障、不具合等)解消に努めます。 (令和5年度2件発生)
・整備点検規定に基づき点検・整備を確実に実施します。 - 事故0件に向けた取組みで安全確保に努めます。 (令和5年度1件発生)
・お客様の乗降時は原則として担当船長が乗降口に立ち、挨拶と注意喚起を行います。
・着桟歩行者の転倒防止に向けた声掛けを実施します。
・必要に応じた介助と誘導を実施します。
・労働災害ゼロに向けた取組みを実施します。 - 出航前に点検重点箇所の視差確認を実施します。
- ヒヤリハットの収集・活用に努めます。
3.安全に関する計画
- 年1回以上の救助訓練を実施します。 (令和5年度は警察署・消防署との合同訓練を2回実施)
- 年1回以上の操船訓練・操船技術の確認を実施します。 (令和5年度1回実施)
- 安全に関する点検(船舶総点検・自主点検・船体点検)を実施します。 (令和5年度予定通り実施)
- テロ対策と訓練を実施します。 (令和5年度より実施項目とし警察署との合同訓練を1回実施)
4.安全に関する会議・研修
- 安全運航・運営会議(役員・安全統括管理者・運航管理者による会議を2ケ月に1回)を実施します。
- 旅客船の乗組員教育・訓練研修に参加します。
- 運輸局・旅客船協会による安全に関する講習会等へ積極的に参加します。
- 名鉄グループ東濃地域安全推進会議に参加します。
- 経営トップを含めた報告会議を毎月実施します。
5.運航の安全に関わるその他事項
- 経営トップによる巡視、役員・安全統括管理者による従業員への指導・コミュニケーションを図ります。
- ヒヤリ・ハットに関する情報や危険個所の情報収集を共有し事故防止に活用、情報の共有化を図ります。
- 日常の健康管理と出勤日における体調確認を徹底します。
- 乗船前・乗船後のアルコールチェック、免許証チェックの管理を徹底します。
- 運航前には気象、河川の状況を確認し、情報を共有します。
- 運航の安全に関わる内部監査及びフォローアップ監査を実施します。
恵那峡遊覧船は、令和2年1月に第2回運輸安全マネジメント評価を実施。令和4年1月には第3回運輸安全マネジメント評価を実施し、会社の安全管理体制の向上に向けた取組みを推進し、従業員と一丸になって安全管理体制の構築を図っている事に評価をいただいております。